歩くだけでは、運動としては不十分
以前「毎日10,000歩以上歩いています」と医師に話したところ、『どんなスピードで歩いてる?歩くだけでは勿体無いよ』と言われたことがあります。”大股”で”少し息切れするくらい”のペースで歩くのが良いと聴きました。試してみると息切れするくらいのペースで歩くって軽い駆け足なんですよね。自分の10,000歩には仕事中の歩数など生活レベルの分も含まれています。移動だけの歩数を考えると8,000歩くらいで、その全てが”軽い駆け足”ではなかったです。
身体中に血流を届ける
なぜ運動が必要なのかは、私たちの身体をサボらせないためです。普段の生活よりもやや強い負荷をかける、つまり心拍数を上げて身体中に血流を巡らせないとどんどん衰えていまいます。またがんや血管病を発症させないためにもからだの隅々まで血流を届けるのが重要になってきます。有酸素運動の心拍数の目安としては、だいたい最大心拍数の60% から70% ぐらいと言われていますので、おおむね110ぐらいの息切れはしないけれど人との会話がギリギリできるレベルでエクササイズ、または歩いて身体全体に血流をおくりましょう。